映画パーフェクト・ワールドのこのシーンが好きだ
映画「パーフェクト・ワールド」は1993年のアメリカ映画でクリント・イーストウッドが監督、ケビン・コスナーともに主演を務めた名作だ。
1963年のテキサス州の刑務所を脱獄した2人組テリーとブッチが民家に押し入り8歳の少年フィリップを人質にとって逃亡。途中でテリーがフィリップに危害を加える危険がありテリーはブッチに射殺されてしまい、ブッチとフィリップがアラスカを目指しながら逃亡を続けるうちに二人の間に…
という、映画のあらすじは有名なのでここまでとしますが、今これ!
なので、クリント・イーストウッドの映画を復習する。という楽しい課題を実行中。
ずいぶん前に観たから、でも観たことがあるからなかなか今から観たことがある映画を観ていたら一生かかって観れる映画の数が減ってしまう!となかなか2回目を観る気持ちになれなかったのですが、クリント・イーストウッド祭りを(勝手に)開催中です。
そこでブッチとフィリップのとても心打たれたワンシーンがあったので書き記しておきます。
盗んだ車で逃亡中。二人の心が通いだす最初のシーンです
ブッチ:タイムマシーンに乗ったことは?
フィリップ:ないよ
ブッチ:と思うのが大間違いさ。これ(盗んだ車)が20世紀のタイムマシーンさ。俺が船長でお前がナビゲーターだ。
この先には未来がある、後ろは過去だ、少しでも早く未来に行きたきゃ、(アクセルを踏み込みながら)アクセルを踏めばいい。
速すぎたらこうやってブレーキを踏めばいいのさ。
(ブレーキを踏んで止まり、煙草をふかしながら)
ここは現在だ。現在を楽しもう。。。。
。。。。
(そして急発進)
テキサスのタイムトラベルさ!
ってな感じです。いやーかっこいいではないですか。
脱獄囚で殺人犯であるブッチのこのシーンにとても心打たれてしまいました。
人生はタイムマシーン、バックギアのないタイムマシーンだけど、時には急発進することもあるけど、速すぎたらブレーキがある、立ち止まってもいいんだよ、まだ先はある。
そう私には聞こえます。