変わブロ -Self Reform-

ダイエット失敗から成功への体験談、子宮筋腫の手術の体験談を主に綴ります

ダイエットに目覚めた?15歳の春とバブル全開ボディコンハチ切れ女子大生時代

   

ダイエットに目覚めたようなそうでないような15才の春

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子供の頃からぽっちゃりさんでしたが、「デブ」というほどでもない。

でも周りがダイエットしなきゃ! などと言い出す頃であります。

男の子に間違われるようなくらいボーイッシュな子供でした。

ある時、スクール水着を母と買いに行ったら「海水パンツ」を店員さんが持ってきて、母が「女です!! 」って激怒したほどでしたから。

ダイエットなんて全く意識したことがなかったのですが、高校受験で中学三年の冬に受験勉強のストレスで激太りしてしまいました。

10キロくらい太りました。

冬の冬眠に備える子熊ちゃんのように。

推定65キロくらい。

さすがにやばいと感じたのを覚えています。

高校に入って初めてダイエットを意識しましたが、身体測定の1週間くらい前に

「今日から何も食べない!身体測定で3キロ痩せてるはず! 」

などという何の意味もないダイエット。

当然食べないから少し減ってるし、満足したからもうおしまい!

これ、何の意味もないですよね。我慢したぶん食べ損なっただけ

こんなことを繰り返してはいましたが、まだまだ10代の女子高生。

小学校の頃から水泳を続けていたので食べても超デブまではなりませんでした。

この時の体重、55キロから59キロの間をウロウロしていました。

運動しているからこれは筋肉! って言い聞かせてました。実際筋肉量も多かったと思います。

女子高でしたので、スカートの下から下敷きで風を送ったりして、男の子の視線なんて関係ない生活でしたのでダイエットする気も当然ありません。

当時の食生活を思い出せる限り思い出してみました。

 

朝食➡トースト1枚&大好きなあらびきウインナーもしくは大好きなイシイのミートボール&たまご豆腐?

(ちなみにもうすぐ80歳になる母が、私が実家に帰ると今でもイシイのミートボールを買ってくれているのですが、もうアラフィフなのでそんなもの食べないんですが…
子供の好きなものっていつまでも忘れないんでしょう。

とりあえずありがとうと言っておきます。)

 

 学校で休み時間に友達と隠れてチョコレートやら飴やら。

お昼前➡空腹と眠気に耐えられずお弁当を早めにいただきまーす。いわゆる早弁です。

水泳部だったのでもうおなかが減って減って仕方がなかったのです。

昼食➡お弁当がない!食堂でうどんか購買で焼きそばパンとかを買って食べていました。

部活

下校時➡肉まんを2個くらい買い食い

下校後夕食までの間➡お母さんが大きなお鍋にカレーを作っていたりしたらもうアウトです。味見と称して2杯くらいペロリと食べていました。

夕食➡再びカレーを三杯くらい。

こんな感じで体重が60キロいってなかったのはやはり代謝がよかったし部活で毎日泳いでいたからでしょう。

そして高校三年生で再び受験勉強です。

   

ボディコンはち切れそうな女子短大時代

なんとか第一志望の短大に入学。

女子高は割と進学校&校則厳しすぎで有名な高校だったのでもう我慢は限界です。

遊びたやー。遊びたやー。

時は平成元年、バブル真っ盛りです。

アッシー君(送迎車がわり)

メッシー君(食事の時のお財布担当)

など、今考えると異常事態でした。

ボディコン、ワンレン、ディスコ、合コン、ダンパ、

どこの大学の男子と合コンするかなどばかり考えていたような気がします。

今考えるととても恥ずかしい思い出ですがちょっと懐かしいです。

男子にモテたくて仕方ないのに食欲も相変わらず真っ盛りでした。

高校卒業後は大した運動もせず遅咲きの青春を不健康に謳歌していたのでジワジワ体重は増加していきました。

今でも思い出す恥ずかしい思い出ですが、

張り切って合コン用に買ったボティコンのスカートが、会場にたどり着く前にマイ・ナイスバディに負けて後ろがビリっ! と破れたことです。

ずいぶん経ってから母から聞いたのですが…

「あの時コンパに着て行ったオレンジの服、ハチ切れそうで心配やったけど、アンタ、言うたらすごい怒るから言えなかってんよー」って。

たぶん私が子ども生まれた後とか相当後に聞かされたことなので、それぐらい強烈だったのでしょう。(あー恥ずかしい! )

その時の推定体重60キロくらい。大台に乗ったり乗らなかったり。。。

そして、楽しい楽しい短大生生活とはなんとも短いもので、就職に備えて活動です。

 

私の生活習慣というお題で書いてみよう

かなりストイックな「私の生活習慣」

今日はマイルーティン化している私の生活習慣を書いてみます。

   

朝一番からの生活習慣

私の朝はまず起きたらすぐに腰痛体操をします。

その後はタニタの体組成計で体重を測定します。
その次はオムロンの血圧計で血圧と脈拍を測定します。
その後は洗濯やお弁当作りをしながらスターバックスのミディアムローストのコーヒーを飲みます。
これは、食前に一杯のコーヒーを飲むと血糖値の急上昇を抑えることができるということだからです。
次は朝食です。朝食は毎食決まっています。

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玄米ご飯の梅干し乗せ

具沢山のささみ入りミネストローネ

青汁

プロテイン

以上で朝は終わりです。

筋トレをしているのでお腹が減ります。間食は素焼きアーモンド、いちご、高ポリフェノールチョコレートなど。結構つまんで食べています。

お昼の生活習慣

昼食前は週に3回くらいジムで筋トレをします。

筋トレが終わるとプロテインを飲みます。

昼食はやはりミネストローネと玄米ご飯のごま塩かけ、サラダチキンではなく自分で作ったサラダささみを食べます。

食後はアイスクリームやクッキーなどを食べます。食べない日もありますが我慢があまりできません。

夕食からの生活習慣

夕食は普通に家族のために用意した食事プラス、ささみ、もやしや水菜を入れた鍋とミネストローネ、玄米ご飯と韓国のりを食べます。
ただし、家族用の食事が脂っこいものの時はちょっと量を控えたりはします。

夕食後は高ポリフェノールチョコレートとスターバックスのダークローストのコーヒーを飲みます。これが至福の時です。

その後はまたタニタの体組成計で体重チェック。

以上でマイルーティンの終わりです。

ストイックというよりもあれこれ考えるのが面倒でついつい同じ食事をしてしまいがちです。

 

子宮筋腫の全摘を勧められ手術に向けてリュープリン注射という女性ホルモンを一時的に減少させる治療を開始

   

 

日常生活を取り戻すためには子宮の全摘しかない

大学病院で早速予約をとりMRI検査をしたら、ダチョウのタマゴくらい筋腫が大きくなっていました。

そのせいでおなかもポッコリ、背骨も膀胱も圧迫しているということでした。
開腹、子宮全摘手術をしたほうがいいということになりました。

背骨も圧迫?やっぱり…
時々歩けない時があるほどの腰痛持ちだったのです。

しかも、過多月経も半端なく、外出困難状態が続いていました。

そして何よりももう尿閉は勘弁してほしいという気持ちが一番強かったです。

私の心はもう決まっていました。「早くとって楽になりたい!」

筋腫が大きすぎてすぐに手術はできない。少しでも筋腫を小さくしてから手術に入るためホルモン治療(リュープリン注射)から治療が始まった

子宮筋腫があまりに大きかったので、半年かけてリュープリンという一時的に女性ホルモンを減少させる注射を月に1回接種することから治療が始まりました。

一時的に閉経状態にして筋腫を少しでも小さくさせてから手術に臨まないとお腹の傷があまりに大きくなると予想され、術後の傷の回復がかなり大変だという説明をうけました。

   

リュープリン注射説明その1

リュープリン注射説明その2

  • リュープリン注射を接種している間は閉経状態になる
  • 女性ホルモンを一時的に減らす注射なので一時的に更年期障害のような症状(のぼせ、肩こり、頭痛など)が現れる場合がある
  • カルシウムを積極的に摂取することを心がける

 との説明をうけた。

そして気になる金額ですが、健康保険の適用でも本人負担額が1回につき9000円ほどかかるということでした。

保険適用で9000円ということは1回につき30,000円ほどの注射だという計算になる。

非常に高額な注射です。

任意接種のロタウィルスワクチンやおたふくかぜのワクチンなんて全額自己負担で1回の金額これくらいではないでしょうか?
一般的な予防接種ワクチンの3倍ほどの価格というとても高価な注射です。

しかし、高いのでやめますなんてまさか言えません。
半年という期間をかけてリュープリン注射の治療を開始しました。

4週に1回のリュープリン注射を打って子宮筋腫を小さくする治療が始まった

リュープリン注射を初めてうけたその月、普通に月経があり、過多月経も変わりませんでした。

とりあえず翌月の予約診察日まで待ちました。

そして、予約診察の時
「一時的に女性ホルモンが減少するので、のぼせとかの更年期障害みたいな症状がある人がいますが、大丈夫ですか? あまりに症状がキツくて辛い場合は注射は中止しますね。」

「いや、体調は全く良いのですが、注射したのに月経が普通にあったんですけど…」

私にすれば、10000円近くもする注射なのに効果ないのでは? そこが心配だったのだ。

「あ、それは大丈夫。月経はそのうちなくなりますから。」

そして、その日も2回目のリュープリン注射をうけました。

2回目以降確かに月経は完全に止まりました。
合計5回のリュープリン注射を受けました。

 

術前検査が始まる

手術まで残り1ヶ月となり、次は術前検査。
色々な同意書にサインして、レントゲン、採血4本。尿検査もしました。
何で採血4本も? と疑問に思いましたが、入院にあたって院内感染があってはいけません。

AIDSやB型肝炎C型肝炎、梅毒などの検査も併せてするとのことでした。
当然といえば当然のことで素直に納得しました。

過多月経のせいで常にひどい貧血だったので4本の採血はふらつきました。

次は術前検査の結果説明です。

子宮筋腫は命にかかわる病気ではないが日常生活に支障をきたす場合もある

子宮筋腫は女性の3~4人に一人はかかると言われている良性の腫瘍で、命にかかわる病気ではないとされていますが、定期的に経過観察しておいたほうが良いです。
私はずいぶんと長い間経過観察を怠ったために結果的に全摘という結果になりました。
今回は、この実体験が参考になればと思いました。

   

 

子宮筋腫とは編集

 

最初に子宮筋腫が分かったのは一人目の出産時だったのに10年も放置してしまった

私が子宮筋腫を医師に指摘されたのは一人目の子供の妊娠時です。

その時はまだそんなに大きくないので出産後も定期的(半年に一回くらい)に経過を見ていったほうがよいとのこと。

しかしなかなか小さい子供がいると自分のことまで気が回りませんでした。

そして3年後に第2子出産のとき、子宮筋腫はきくなっていて子宮を結構圧迫しているので気を付けるようにと言われました。

その時はパニックです。無事に2人目を出産できるのだろうか?と。

子宮筋腫のせいかその後の定期健診で「前置胎盤」で産道近くに胎盤がついている、しかも現段階で逆子なので難産になるかもと言われました。

逆子とは出産時に下肢のほうから露出してくるので手足が引っかかったり胎児の脳に酸素が十分に行き渡らなくなったりと非常に危険。帝王切開にての出産になることが多い。

それからは「逆子体操」というものを教えてもらい必死にやりました

woman.excite.co.jp

結果、逆子は解消され無事に第2子も出産しました。

子宮筋腫が第一子のときより大きくなっているからやはり定期的に経過観察をしましょうとの医師の勧告があったにもかかわらず、またそのまま放置してしまったのです。

子宮筋腫は良性の腫瘍だから生死にかかわることはない」という安易な考えがあったからです。

   

年々ひどくなる過多月経。月一回は外出困難状態。

子供が幼稚園くらいの頃になると過多月経がひどくなり、たった30分外出するのも心配になるくらいでした。

月経が一番ひどい日はたいてい1日で終わるのでその日をいかにやり過ごすか、というわけで基本外出はしませんでした。

しかし、幼稚園のお迎えとかもあり、一度たった30分のお迎えなのにお迎え後に子供たちがそのまま公園に流れて遊ぶことになり、私の不安は的中です。

ひどい出血は容赦なく、なるべく目立たない色のボトムスを選んでいましたがもう無理でした。

ママ友さんに事情を説明して子供を預かってもらい一人で帰宅、情けない気持ちでいっぱいになったことを思い出します。

その失敗からナプキンやサニタリーショーツを色々調べていると、過多月経用のものがあってすごく助かりました。

これでもう、失敗しない。とても助かりました。

 

 

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このエリスのナプキンと砦さんのサニタリーショーツは最強で、子宮筋腫で外出が心配だった私の救世主だったわけです。

外出時の不安も減り、ただ一日多い日の不快を我慢すればよいだけだったので、そのまま年月は過ぎゆきました。

しかし、40歳を過ぎてから事件が起こりました。

急性尿閉?出ない苦しみは想像を絶する

子宮筋腫が原因となる閉尿は10万人に21人とごく稀らしい。逆に子宮が膀胱を圧迫して頻尿になるケースのほうが多いとのこと。

私も普段は頻尿だったのです。犬の散歩の30分の間に尿意が猛烈に催してきて、玄関にワンちゃんを待たせたまま靴も脱がずにトイレに駆け込んだりしていました。

でも、これってトイレに行けば済む話なのでまさか子宮筋腫が原因とも思っていなかったし、加齢現象?くらいに思っていました。

しかしある日、就寝前にトイレに行こうと思ったら、出ないのです。全くです。

行きたいのに出ないのです。

??と思いながら就寝しましたが寝れないのでまたトイレに。

その時は1時間くらい粘ってやっと出ました。

そんなことが数回あり、やはり一回病院行ったほうがいいかな…

と思っていたところでした。

全くでないのです。

夜が明けるまで、一晩中トイレにいましたが出ない。お腹はパンパンでもう苦しくて涙が出てきました。救急車を呼ぼうか?夜明けまで頑張って出なかったら病院に行こうか?それまでに膀胱が破裂するんじゃないか?

不安を通り越して恐怖です。

夜明けに職場の人にLINEで「尿が出なくて仕事に行けない」と連絡。

このまま病院に行ったらカテーテルで出してもらうことになるかな。と思っていたら明け方にお腹を押していたら何とか出ました。

そしてすぐ泌尿器科に行って検査。

腎臓などには問題ないとのことだったので、実は子宮筋腫があって過多月経だと伝えると「もしかしたら子宮が膀胱を圧迫しているかもしれないので一度大学病院の婦人科に行ってください」と。

そこで発覚したのは定期観察を怠って巨大化した子宮筋腫だったのです。

   

 

なぜ小児科で抗生物質はむやみに処方されなくなっているか

風邪をひくと抗生物質を飲むと治ると思いますか?

答えはNOです。

   

 

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いわゆる風邪はウィルスが原因なので抗生物質が効きません。

抗生物質は細菌に効果があるものなので風邪で抗生物質を飲んでも効かないのです。

しかし、むやみやたらに抗生物質が使われ続けてきたせいで本当に抗生物質が必要な細菌性の病気の時、いざというときに抗生物質が効かなくなってきていることにより、2018年度の診療報酬改定で「小児抗菌薬適正使用加算」というものができました。

厚生労働省のお達しで、抗生物質の服用が必要な病気(主なもの)以外では抗生物質を使わないという流れになっている

溶連菌感染症、細菌性の腸炎マイコプラズマ感染症、百日咳などなど。抗生物質が治療に必要な病気はまだありますし、もちろんこれは医師の診断によりますが。

2018年の診療報酬改定で、医師の診断で抗生物質が必要とされる場合以外は基本的に抗生物質は処方しないこと、特に3歳未満の幼児の場合は本当に必要な時以外処方しないかわりに診療報酬に加点できるようになったのです。

3歳以上でも「小児抗菌薬適正使用加算」が算定できるパターンはいくつかあるのですが、いわゆる町のお医者さんではほとんどが3歳未満のみに加算されています。

つまり、鼻かぜなどで抗生物質をむやみに飲んだりしたら体の中で細菌がどんどん抗生物質に強くなってしまって、いざというときに効かなくなったら大変ですよね。

だから、むやみに使わない治療を主にしていきましょう。そして患者さんにもそのことを理解してもらいましょう。ということなのです。

   

まとめ

ウィルス性の風邪には抗生物質は効かないのでみだりに抗生物質は使わないという方向になっています。
耐性菌で本当に必要な時に抗生物質が効かなくなれば、病気の本人に限らず社会全体の大きな損失にもなりかねません。
そこで、小児抗菌薬適正使用加算というものが診療報酬に算定されている場合があります。(主に3歳未満の幼児)
風邪なのに抗生物質もらえなかった…ではなく、医師の診断によってる、ここぞというときの抗生物質と私たちも理解しておきたいものです。